兵庫県神戸市にて、築58年の木造住宅を次世代へ繋ぐフルリフォームをお手伝いさせていただきました。
■受け継がれる「家族の記憶」と「住まいの命」
この家は、かつて3姉妹が育ち、孫たちが何度も遊びに来た「おばあちゃんの家」です。 阪神・淡路大震災を共に乗り越えた大切な実家ですが、老朽化による耐震性への不安や、冬場の厳しい寒さが大きな課題となっていました。
■ご提案:思い出を「建材」として再定義する
「家を壊さず、思い出を残しながら快適に住み続けたい」というお施主様の想いを形にするため、私たちは以下のプランをご提案しました。
性能向上: 建物全体に精密な耐震補強と断熱改修を実施。これからの数十年を安心して過ごせる「強くて暖かい家」へと再生しました。
記憶の継承: 子どもたちの成長を刻んできた古い柱をそのまま残し、今では手に入らない昭和の貴重なガラス戸や木製窓を「ランマ(鴨居上の開口部)」として再利用。おばあちゃんの家の面影を、新しい住まいのアクセントとして昇華させました。
空間設計: 51㎡という限られた面積の中で、4人家族がゆとりを持って暮らせるよう生活動線をゼロから見直し。最新のキッチンや浴室を導入し、家事が楽しくなる住環境を整えました。
■施工を終えて
お引き渡しの日、綺麗になった住まいを見たお子様たちの嬉しそうな姿、そして「実家が壊されずに残って良かった」という姉妹の皆様の笑顔が何よりの報酬でした。
古き良きものを愛しみ、新しい技術で守る。私たちは、住まいが持つ物語を大切にするリフォームをお約束します。
思い出を「建材」で再利用
昭和のガラスを再利用しランマに。
水回りを快適に
明るくて広々としたキッチン。
水回り設備は最新機器に入れ替えました。
断熱性と快適性の向上を中心としたリフォーム
2F和室
家族の記憶と記録を活かしたリフォーム
家族の成長を見守ってきた古い柱(身長記録柱)を残しました。
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場所
兵庫県神戸市
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施工内容
フルリフォーム
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面積
58㎡
お客様の声
おばあちゃんちのガラス戸が再利用されていて感動しました。
年末に皆で集まり、身長を記録していた思い出の柱がそのまま残されていて、とても嬉しかったです。
綺麗になった家を前に、『本当にここに住むの?』と、息子たちはまだ実感が湧かない様子でしたがとても嬉しそうでした。姉妹からも実家が壊されずに残って嬉しい!と喜んでもらえました。断熱改修も、耐震補強もしていただけたので安心して住むことができます。

